海外旅行中、ちゃんと現地でお金が下ろせるか、不安じゃありませんか。
海外のATMでお金を下ろすには、どうすればいいの?
色んな種類のカードがあって、どれが良いかわからない!
わたしも初めての海外ひとり旅に出るときは、どのカードを持っていけば良いか、かなり迷いました。
そもそも「外国のATMからちゃんとお金なんて出てくるの…?」と不安でいっぱいでした(笑)
結論から言うと、楽天デビットカードが一番おすすめです。
本記事では、海外滞在歴10年以上の筆者が
- 楽天デビットカードのメリット
- 実際に使ってみた感想
- 旅行中のお金の使い分けかた
について解説します。
- 世界一周バックパッカー
- 過去に40カ国をひとり旅
- 海外旅行歴10年以上
- 豪ワーホリ・米留学経験者
本記事を読むことで、海外初心者さんでも不安なく、現地ATMでおトクにお金をおろす方法がわかります。
海外にいく予定があるけれど、旅中のお金事情が不安という方は、ぜひ参考にしてみてください。
目次
なぜ楽天デビット?
まず、数ある他社のカードの中から、わたしが楽天デビットカードを選んだ理由を紹介します。
海外ATM手数料無料
意外とばかにならない、ATM手数料。
他銀行のカードの多くが、引き落としごとに手数料(¥210/回など)かかる場合が多いのに対して、楽天デビットは無料です。
ただしATMによっては、別途で現地の手数料がかかる場合があるため注意が必要です(他社カードも条件は同じ)。
わたしは予備として、セゾンの国際キャッシュカードも持っていったのですが、結局手数料が高い(ATM手数料¥200+両替手数料 4%)ので、全く使用しませんでした。
特に世界一周のような長期旅行で、頻繁にお金を引き落とす場合は、ATM手数料がかからないカードがお得でおすすめです。
海外事務手数料
海外事務手数料が別途で3.08%と、他銀行に比べるとやや高い印象を受けます。
しかし、
- ATM手数料無料
- ポイント還元率1%
- 年会費無料(ベーシック)
であることを考えると、トータルではとてもお得になります。
審査がいらない
楽天デビットカードは、16歳以上であれば誰でも、審査なしで作成することができます。
審査がないのに、クレジットカードと同様にお買い物で利用できるので便利。
申し込みから1週間〜10日ほどで届き、国際キャッシュカード&予備のクレジットカードとして、気軽に作成することができます。
利用通知が受けとれる
アプリ(もしくは通知メール)を使って、利用状況をリアルタイムで確認することができます。
そのため、不正利用や身に覚えのない取引があったとしても、瞬時に気づいて確認をとることができます。
盗難保証つき
盗難保証が付いているため、万が一スキミングや盗難被害にあった場合も安心。
不正利用に関しては、年間100万円の保証がついています。
保証内容の詳細は、下記のリンクを参照ください。
楽天ポイント
100円の利用ごとに、楽天ポイントが1ポイント貯まります。
普段から楽天サービスを利用している人はもちろん、たまったポイントをそのままデビットカードの支払いに使えるのでお得です。
ちなみにわたしは、世界一周のための楽天デビットカードの作成をきっかけに、銀行を楽天銀行1つのみに絞りました。
店舗を持たないインターネット銀行の方が、各種手続きのほとんどがネット上で完結するので便利。
今までは三菱UFJや三井住友銀行も利用していたのですが、利用するメリットが特になくなった(利息が少なくポイントも溜まりにくい)ため、口座を閉じました。
楽天デビットカードを作るのに、まだ楽天銀行の口座を持っていないという方は、まず口座開設(無料)をしましょう。
引き落とし方
ATMは、選んだカードのブランド(VISA、Mastercard)のマークが書いてあるATMを利用します。
ちなみにわたしは、一番シェアの多いVISAを選びました。
(※JCBは海外だと使えない所が多いので、VISAかMastercardにしましょう!)
ATMの操作方法は、日本のものとほとんど変わりません。
- カードを挿入する
- 言語を選択する
- 暗証番号を入力する
- 取引内容・口座を選択
- 金額を入力して実行
初めて利用するときは、ちゃんとお金が出てきてくれますが、ちゃんと日本の銀行口座から、両替された現地通貨で出てくるので安心してください!
下記の記事が、図解つきでわかりやすく説明してくれているので、ご参照ください。
参照:海外ATMの使い方
セキュリティは?
いくら盗難保証がついているとはいえ、スキミングや不正利用は怖いですよね。
しかし、現代のクレジットカードのセキュリティ対策は、あなたが思った以上にしっかりとしています。
わたしは世界一周中に、知らぬ間にスキミング被害にあい、何度か不正利用されそうになったことがあります。
しかし過去のカード利用状況から、カード会社が未然に「怪しい取引」と判断し、自動でロックをかけてくれました。
カードがいきなり使えなくなったので、カード会社に連絡したところ、高額な時計やスマホを買おうとする取引があったとのこと。本人確認ができれば、すぐにロックは解除してもらえます。
もちろん、事前にできる被害予防策はたくさんあります。
- 暗証番号を見られないようにする
- ATMはなるべく、銀行や空港・ショッピングモールなど、建物の中のものを利用する
- 土日祝日のATM利用は避ける(何かあった時の対応が遅れる)
万が一のためにも、カード会社や保険会社の電話番号など、緊急連絡先はひかえておきましょう。
海外でトラブルにあった場合の対処法に関しては、こちらの記事をご参照ください。
使ってみた感想
今まで40カ国以上(北中米・アジア・オセアニア・中東・アフリカ)を旅しましたが、今のところ楽天デビットが使えなかったATMはありませんでした。
VISAかMastercardどちらかであれば問題ないと思いますが、迷った場合はVISAが間違えないと思います(筆者はVISA使用)。
予備のクレジットカードや、現金も持っていましたが、楽天デビットで引き落とした現地通貨をメインに使っていたので、前者はほぼ使わずに済みました。
国内でもキャッシュカード&デビットカードとして使えるので、国内外とわず楽天デビットカードをメインで使っています。
現金・カードの使い分け
現金やカードは、どのくらい持っていくべき?
わたしは世界一周(3年間)の持ち物に、以下をもっていきました。
- 楽天デビットカード(VISA)
- クレジットカード2枚(VISA/Mastercard1枚ずつ)
- 国際キャッシュカード(結果不要)
- 現金5万円(US$300、€100、1万円)
万が一キャッシュカード(楽天デビットカード)が使えなかった時のために、クレジットカードの国際キャッシング機能の申請を忘れずにしておきましょう。
基本的に国際キャッシュカードは不要ですが、クレジットカードが作れないという方(学生さんなど)は、予備として一枚持っていっても良いでしょう。
また、現金は大量に持っていってもリスクを高めるだけです(盗難にあっても保険が効きません)。
あくまで緊急時用として、5〜8万円程を持って行きましょう。
国によっては日本円が両替できない場合もあるので、米ドル・ユーロをメインに持っていくのが無難です。
まとめ
本記事では、海外ATMでお金をおろす手段として、楽天デビットカードのメリットを解説しました。
楽天デビットカードは総じてオトクですが、人によっては他社カードの方がメリットが多いこともあります。
もしあなたが普段から利用している銀行やサービスがあれば、連携している国際キャッシュカードがないか、手数料なども含めてチェックしてみましょう。
この記事が、少しでもあなたの海外への不安を減らせていたら本望です。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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