世界一周やワーホリなど、長期で海外に出かけるとなると、つい荷物が多くなってしまいますよね。
日本食って持ってった方がいいかな?
荷物多すぎてカバンに入らない。。
実は、一般的に「持って行った方がいい」と言われている物は、意外と使わなかったり、日本から持っていかなくても海外で手に入ったりするんです。
そこで今回は、「海外に持っていかなくてよかった物10選」を紹介します。
- 海外渡航予定だけど、何を持っていけばいいかわからない
- パッキングしているけど、荷物が多すぎて減らしたい
- 現地で買った方がいい物があれば知りたい
この記事を読むことで、荷物を軽くし、空港での荷物検査や街中での移動も、グーンと楽にすることができます。
この記事を書いた人:
- 世界一周バックパッカー
- 旅歴10年、40カ国をひとり旅
- 米留学・豪ワーホリ経験者
海外旅行やワーホリに行く予定だけど、何を持っていけばいいか不安という方は、ぜひ参考にして見てください。
*海外持ち物リストは、こちらの記事を参照。
目次
不要な持ち物10選
日本食・お菓子
まず、誰もが持っていこうとする日本食。
インスタント味噌汁やレトルト食品、ふりかけや調味料など、持って行きたくなりますよね。
お気持ちは非常にわかりますが、それ、いりません!
- 主要な日本食は、ほとんどの国で手に入る
- 世界中に和食レストランがある
- 意外と使わない(恋しくならない)
という理由があげられます。
わたしも初めて海外に行く時、たくさんお味噌汁や調味料を持って行ったのですが、海外でも普通に売っていて唖然としました。
国にもよりますが、北米・南米・アジア・オセアニア・ヨーロッパであれば、ほとんどの国にアジアンマーケットがあります。
主要な日本食はどこでも売っていて、
- インスタント味噌汁
- 調味料(醤油・みりん・味噌・わさび・マヨネーズ・ごま油・だしの素・お好みソースなど)
- 海苔・ふりかけ
- 麺類(うどん・蕎麦・ラーメン)
- お米(日本人向けの品種)
- カレー・シチューのルー
- レトルト食品(カレー・和えるパスタソース・麻婆豆腐の素など)
- 納豆・豆腐
は手に入りやすいです。
特に北米やオセアニアなど、ワーキングホリデーなどで日本人が多く住んでいるエリアは、普通のスーパーでも上記の商品が売られています。
日本のスーパーのエスニック食品コーナーと一緒ですね。
アジアンマーケットのような専門店に行くと、梅干しやたくあん、餃子、お餅やおしるこさえ置いています。
お菓子も、亀田製菓・ブルボン・グリコ・明治・ロッテ・カルビーなど、メジャー企業の人気商品はどこでも売っています。
柿の種、ポッキー、キットカット、コアラのマーチ、コンソメパンチなど、挙げていったらキリがないほど。
こんなものまで置いてくれてるの?!と、初めての海外では驚きと嬉しさでテンションあがっちゃいます。笑
また、日本食レストランも世界中にあります(東ヨーロッパ・中東・中南米・カリブ海でも確認済み)。
あなたが思っている以上に、日本食は世界中の人に愛されているんです。
よっぽど辺鄙なエリアに滞在しない限り、和食が食べたいと思ったら食べに行けるので、心配入りませんよ!
マネーベルト
初めての海外で一番心配なのが、貴重品の管理。
腰に巻いて、服の下に隠せるマネーベルト(シークレットベルト)を持っていく人もいますが、経験から言って不要です。
- 治安がいい国では必要ないから
- 治安が悪い国ではむしろ盗難リスクが上がるから
という理由からです。
わたしは過去に、全財産が入ったマネーベルトを紛失して大変な目に遭いました。
マネーベルトをつけている観光客がいたら、犯罪者はすぐに見抜いて狙ってきます。
そのため、治安が悪い地域に行く場合、「全財産持ってますよ」という証になるマネーベルトは、むしろ危険なんです。
またワーホリなど、治安が良いエリアに滞在する場合は、パスポート・カード類・少量の現金のみをバッグに入れて、必要な時だけ持ち歩けば問題ありません。
衣類・装飾品
誰もが多く持っていきがちな服ですが、あくまで最低限に絞りましょう。
ユニクロやH&Mのような、低価格でファッション性のあるアパレルブランドは世界中にあるので、全て日本から持っていく必要はありません。
特に冬物はかさばるので、冬に渡航するという場合を除き、現地で調達するようにしましょう。
靴は、歩きやすいスニーカーとビーチサンダル(機内やホステル滞在時に便利)で十分です。
女の子は特に、アクセサリーや靴などをたくさん持っていきたくなっちゃいますよね。
気持ちはわかりますが、現地でも可愛い服がたくさん売っているので、絶対着るというもの以外は置いていきましょう。
本
移動時の暇つぶしなどで、何かと役立つ本。
でも、本は重くて嵩張ります。
日常的に本を読まない人や、「持っていったら読むかも」くらいの人は、持っていかない方がいいでしょう。
ちなみにわたしは、長期旅行に出ることが多いので、軽量コンパクトなKindleを愛用しています。
「地球の歩き方」のようなガイドブックがないと不安!という方も、Kindleひとつ持っていれば、何冊でも好きな時に読めるのでおすすめ。
初期投資こそかかりますが、基本的にKindle版は紙よりも安いので、購入が早ければ早いほど、将来的にお得になります。
また「地球の歩き方」は、Kindle Unlimitedの読み放題キャンペーンにもよく出るので、要チェックです!
変圧器
数年前までは、海外旅行と言えば変圧器が必須でしたが、現代の電化製品のほとんどはグローバルデザイン。
コンセントの変換プラグさえあれば、変圧器なしで使用できるものがほとんどです。
でもドライヤーやヘアアイロン使うなら、あった方がいいよね?
実は、日本のヘアドライヤーは、変圧器を持っていってもうまく使えないことが多いんです。
ドライヤーのために変圧器を持っていくよりは、海外用のドライヤーを現地で購入した方がいいでしょう。
詳細は、下記の記事がわかりやすくまとめて下さっているので、参考にしてみてください。
シャンプー類
重量オーバーの原因にもなりやすい、シャンプーやボディソープ。
こだわりの商品があったとしても、海外滞在中のぶん全てを持っていくのは難しいです。
世界中どこでも、メジャーなメーカー(パンテーン・LUX・ロレアルなど)の商品は手に入ります。
また、海外(特にオセアニアなど)の方が、紫外線が強いぶん、ヘアケア商品が充実していたりします。
なので、洗面用具は1週間分くらいだけ持っていき、あとは現地で調達するようにしましょう。
荷物が一気に軽くなりますよ!
スキンケア・化粧品
女の子は特に、メイク道具・スキンケアグッズが嵩張りがち。
でも、シャンプーなどと同じく、コスメは海外でいくらでも手に入ります。
化粧水や乳液に関しては、肌質も人それぞれなので持っていった方が安心ですが、コスメは別。
日本ではメイクをするのが一般的ですが、海外生活中はスッピンが当たり前だからです。
韓国人はメイクをしている子が多いですが、メイクバッチリだと逆に浮きます。笑
なので、いざという時(パーティやクラブに出かける時など)用のコスメだけ持っていき、足りなかった場合は現地調達しましょう。
慣れるまでこそ抵抗があるかもしれませんが、すぐに「スッピンがクール」と感じられるようになりますよ!
洗剤
洗濯洗剤も、現地調達で十分です。
ワーホリの場合、拠点(シェアハウス)が決まるまでの分だけ、小分け洗剤を持っていくと便利。
世界一周中は、基本的にみんな石鹸で洗濯をしています。
ただでさえ荷物が多いのに、わざわざ洗剤を別で持ち歩くのは面倒だからですね。
世界一周中は、毎日シャワーついでに、汚れた服だけ石鹸で洗うのが正解。こまめに洗えば苦じゃないですし、洗濯物も溜まらないのでおすすめです!
折りたたみ傘
傘も、基本的にはいりません。
ウィンドブレーカーやレインウェアが1着あれば十分です。
日本に住んでいると、雨に濡れるのは嫌ですが、長いこと海外にいるとあら不思議。
ちょっとくらい雨に濡れることが嫌じゃなくなります。
ちょっとくらいの雨なら、みんな雨具も着ずに普通に歩いています。
わたしも念のため、折りたたみ傘をワーホリに持っていったのですが、全く使いませんでした。
それでも「やっぱり傘をささないなんて考えられない!」という人は、現地調達しましょう。
生理用品
化粧品と同じく、日本製のものでないとちょっと不安な生理用品。
でも実は、海外のものでも、ほとんど質は変わらないんです。
海外でも都市部であれば、日本のものと同じような商品ラインナップが手に入るので、そこまで心配する必要はありません。
生理用品は何かとかさばるので、必要最低限だけパッキングするようにしましょう。
1ヶ月分だけ持っておき、あとは現地で購入すれば問題ありません。
日本製がいいもの
番外編として、筆者が海外で「日本製がいいな〜」と思った物を、少しだけ紹介します。
歯ブラシ
国にもよりますが、海外の歯ブラシは巨大です!
当たり前ですが、各国の歯ブラシは現地の人の骨格に合わせているので、国をまたげば大きさも変わります。
アジア圏ならまだしも、北米やヨーロッパ・オセアニアの製品は、歯ブラシが大きすぎてとても磨きにくいです。
わたしはアメリカで、子ども用歯ブラシを使っていました。笑
交換の頻度を考えると、それほどたくさん持っていくわけにもいかないのですが、少し多めに持っていくと、毎日の歯磨きが快適ですよ。
常備薬
常備薬も、それほどたくさん持っていく必要はありませんが、いざという時に海外のものを使うのは不安ですよね。
解熱剤や痛み止め、胃腸薬や下痢止めなどは、少量ずつでいいので日本のものを持っていきましょう。
まとめ
基本的に、「あった方がいいかな」というものはどれも、現地調達が可能だったり、不要だったりします。
パッキングのコツは、いかに割り切って、最低限のものだけ厳選するかです。
わたしが4年間の旅に出た時も、60Lのバックパックに収まる荷物で十分でした。
また、荷物を少なくすればするほど、空港の荷物検査や、現地での移動もグーンと楽になります。
あなたが思っている以上に、海外ではなんでもそろっているので、心配しすぎず断捨離して、スマートなパッキングをしましょう!
コメント