せっかく台湾旅行に行くなら、台北だけでなく、地方都市も行ってみたいですよね。
そんなあなたに、台湾の新幹線「台湾高速鉄道」の利用がおすすめです。
つい先日、台湾へ4日間の弾丸旅行に行ってきたのですが、新幹線のおかげでとても充実した旅になりました!
たとえ弾丸旅行でも、移動時間をセーブすることで、ゆったりと観光を楽しんで有意義に過ごせる。
ということで今回は、台湾新幹線の利用方法について解説しようと思います!
台湾に短期旅行を考えている方や、台南・高雄などの南部にも興味がある方におすすめです。
「時間をお金で買う」ことによって、より充実した旅行になるようにしましょう!
目次
新幹線について
2007年に開業した、台湾高速鉄道(通称「高鉄」)。
台北・桃園・対中・台南などの主要都市をはじめとして、計12駅が開通しており、台北から高雄を94分で結んでいます。
車両は日本と同じく、グリーン席(商務車廂)、指定席(標準車廂)、自由席(自由座)の3種類があります。
お得なチケット
高鉄には以下のように、外国人限定のおトクなチケットがあるので、チェックしておきましょう!
- 早割(アーリーバードパス)
- フレキシブル2日間パス
- 3日パス
早割(アーリーバード)は、販売開始日から乗車日5日前までに、数量限定で販売されます。
35%割引、20%割引、10%割引の3種類がありますが、35%のものは特に売り切れるのが早いので、旅程が決まっている場合は早めの購入がおすすめです!
フレキシブル2日パスは、指定の7日間のうちで選んだ好きな2日、新幹線が乗り放題になるチケット。
そして、3日パスは、連続する3日間、新幹線に乗り放題というチケットです。
わたしは4日間の旅だったので、3日間乗り放題パスを選びました!
3つ以上の都市をまわる予定の方で、1週間以上滞在の場合は「2日パス」、4日以内の弾丸旅行の場合は「3日パス」の利用がおすすめです。
時刻表と料金
時刻表と料金は、高鉄の公式ページから確認をとることができます。
ちなみに上述した、お得なチケットの値段はこちら(2022年12月現在)。
チケットの種類 | 料金(大人) |
フレキシブル2日パス | NT $2,500(およそ¥9,000) |
3日パス | NT $2,200(およそ¥10,000) |
どちらも、台北から高雄まで往復すると、元が取れるようになっています。
チケットの詳細・購入は、こちらをご覧ください。
購入方法
チケットは日本と同じく、駅の窓口や券売機はもちろん、ウェブで購入することができます。
わたしは事前にウェブで購入しました!
台湾の券売機は、ほとんどが日本語に対応しているので、誰でも気軽に利用することができます。
ただ、先述したようなお得なチケットを購入できるという点で、ウェブでの購入をおすすめします。
ウェブでの購入
台湾新幹線のチケットは、台湾高速鉄道(高鉄)もしくはKKday(ツアー予約サイト)で購入することができます。
両サイトともに日本語に対応しているので、誰でもカンタンにオンラインでチケット予約をすることができます。
予約のやり方は日本と変わりませんので、購入画面で必要事項を記入すればできます。
高鉄の場合
台湾高速鉄道のサイトで購入する場合、予約フォームを送信すると、このような確認メールが届きます。
メール本文の”THSR Pass“のリンクをクリックし、リンク先の右上に表示されている”Manage”を押し、注文番号を入力してログイン。
支払い期限があるので、それまでに支払いを完了させておきましょう。
支払いが完了すると、予約確定メールとともに、PDFの予約表が送られてきます。
ただし、こちらはチケットではないので注意。
現地でチケットを受け取る際に必要になりますので、なくさずに保存しておきましょう。
新幹線の乗り方
チケットを受け取る
事前予約をしている場合、新幹線駅のチケットカウンターで、チケットを受け取ります。
チケットカウンターは、台湾語で「售票區(ショウピャオチュー)」。
予約確認メールとパスポートを提示し、チケットを発行してもらいましょう。
チケットと言っても普通の紙で、改札は通れないので注意。
改札口近くのスタッフにチケットを見せると、横から通してもらえます。
このとき、毎回パスポートの提示も求められるので、すぐに出せるようにしておきましょう。
時刻表とプラットホーム
台湾の新幹線は、南北に1路線のびているだけなので、とてもシンプルでわかりやすいです。
ホームは「北上」と「南下」にわかれているので、すぐにわかりますね。
時刻表の掲示板も、日本と表示がほぼ同じなため、迷うことはありません。
自由席車両は「自由座」で表示されていますし、違和感がなさすぎです。笑
時間帯によりますが、日中は基本的に20〜30分に1本の頻度で出ているので、それほど待たされずに乗車することができます。
スケジュールがタイトでない限りは、時刻表を確認せずにふらっと行っても、さほど問題なさそうです。
時間帯に注意
台湾の新幹線は、本数もそれほど多くないため、ラッシュアワーや土日祝日は混在しやすいので注意が必要。
わたしは入国後、そのまま桃園(空港近く)から高雄にむかったのですが、台中までは満席で座れませんでした。
ちなみに平日9:00くらいでした。結構ぎゅうぎゅう(笑)
台北駅からの乗車でしたら、早めに並べば席を確保できると思いますが、乗車地によっては注意が必要。
「立つのは絶対にイヤ!」という方は、指定席の購入をおすすめします。
まとめ
弾丸旅行でも行きやすい、台湾。
新幹線を使えば、限られた日数でも全土をカンタンにまわることができます。
割高とはいえ、短期旅行であれば「時は金なり」。
時間をお金で買ってでも、より充実した旅になるようにしましょう。
次回は、台湾の交通ICカードについてご紹介します☆
それでは、ステキな台湾旅行を楽しんできてくださいね!
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