【マキネッタ】初心者でも簡単に!おいしいコーヒーを作りかたをバリスタが紹介します

ライフスタイル

家でもおいしいコーヒーが飲みたいけれど、どのコーヒー器具にすればいいかわからず、迷っていませんか。

ペーパードリップには憧れるけど、知識がないと少しハードルが高いですよね。

結局、どの道具がいちばん簡単でおいしいの?

前にコーヒードリッパー買ってみたけど、三日坊主で終わっちゃった‥

そこで本記事では、元大手コーヒー会社勤務・現役バリスタの筆者が、まいにち愛用しているコーヒー器具「マキネッタ」についてご紹介します。

こんな人におすすめ
  • 初心者だけど、美味しいコーヒーをいれてみたい
  • ドリッパーに挑戦したけど長続きしなかった
  • ズボラでも続けられるカンタンな方法が知りたい
  • マキネッタのメリットや使い方を知りたい
  • おうちカフェがしたい!

本記事を読むことで、ズボラな人でも毎日カンタンに、美味しいコーヒーがいれられる方法がわかります。

わたしが紹介します!

  • 元・大手コーヒー会社職員
  • コーヒー豆・器具の販売担当
  • バリスタ(豪州4都市含む)

長年いろいろな器具を試した結果、一番カンタンかつ美味しくいれられるということで、わたしが最終的に行きついたのが「マキネッタ」です。

わたしの友人にも今までにたくさんお勧めしてきて、みんな味に満足&持続できているので、三日坊主になりそうという方も、ぜひ参考にしてみてください。

マキネッタとは

コーヒーマキネッタとは、古くからイタリアで愛用されている、直火式のエスプレッソメーカーです。

映画やインテリア雑貨店、アウトドアの写真などで見たことがある方も多いのではないでしょうか。

マキネッタは、上部(ボイラー)・中部(バスケット)・下部(ボイラー)の3構造になっています。

ボイラー(下部)に入れた水が沸騰し、その蒸気圧でお湯をコーヒー粉(中部)に通すことによって、コーヒーが上部からでてくる仕組みになっています。

イタリアでは一家に一台はあると言われているほど、世界中で愛されているコーヒー器具です。

メリット

とにかく簡単

おそらく、どの器具よりもカンタンと言っても過言ではないほど、その使い方はシンプルです。

下部に水を入れ、

バスケット(フィルター)にコーヒー粉を入れ、

上部を取り付けたら、あとは弱火にかけて放置するだけ。

他の多くの器具とは違い、コーヒーの量を計る必要も、お湯を沸かす必要も、時間を計る必要もありません!

カンタンすぎませんか?笑

3分ほどすると、徐々にサーバーの真ん中からコーヒーが出てきて、抽出が終わると「コポコポコポ」という音で完了を知らせてくれます。

抽出中はフタを閉じており、飛び散ることもないので心配はいりませんよ!

誰でも美味しく作れる

コーヒーやお湯の量・抽出時間が決まっているということは、技術がなくても美味しいコーヒーがいれられるということです。

コーヒーの味は、下記のような色々な要素で、かんたんに変化してしまいます。

  • コーヒー豆の種類
  • コーヒー粉の粗さ
  • コーヒー粉の量
  • 抽出時間
  • お湯の温度

そのため、初心者がドリッパーのような器具でいれようとしても、思ったような味に仕上がらなかったり、毎回ちがった味になってしまうんですね。

マキネッタなら、分量や抽出時間が変わらないので、失敗せずに毎回おいしいコーヒーを入れることができます。

ホットもアイスも

これが筆者のイチオシポイント

マキネッタならではの良さは、ずばり「アレンジが自由自在」というところにあります。

どういうことかというと、マキネッタは「エスプレッソメーカー」と呼ばれるように、普通のブラックコーヒーよりも少し濃いめのコーヒーが抽出されます。

そのため、以下のように、その時の気分で色んな種類のコーヒーを楽しむことができるんです。

  1. そのまま→エスプレッソ
  2. お湯を足す→ブラックコーヒー
  3. 牛乳を足す→カフェオレ
  4. 氷に注ぐ→アイスコーヒー
  5. 氷に注ぐ+牛乳→アイスラテ
  6. アイスクリーム→アフォガード

ポイントは、エスプレッソ(濃いめ)で出てくるので、ミルクを入れても水っぽくならず、コーヒーの味がしっかり残ってくれるところ!

特にアイスカフェラテは、某大手コーヒーチェーンのものとは比べ物にならないくらいおいしいです。

氷をたっぷり入れたグラスにエスプレッソを注ぎ、あとはお好みでミルクを入れるだけ。

好きすぎて、今もこの記事を書きながら飲んでいます(本日2杯目)笑。

オシャレなグラスに入れてお菓子を添えれば、いつでもお手軽におうちカフェができますよ!

おしゃれ

見た目もかわいいので、インテリアとしてもオシャレ度アップ間違いなし!

コンロに置いたままにしても、インテリアの一部になって全く気になりません。

ちなみに最近は、色んなデザインの商品が増え、どれにするか迷ってしまいます(わたしは迷いすぎて結局オリジナルにしました…)。

ただ、そのまま使わなくなり、完全にインテリアになってホコリをかぶる事のないように、わたしは心から祈っています。笑

お手入れも簡単

マキネッタはお手入れも簡単で、洗剤を使わずに水でゆすぐだけでOK

あえて洗剤を使わずにコーヒーオイル(油分)を残しておくことで、どんどんマキネッタにコーヒーの香りが馴染んでいきます。

本場イタリアでは「その家庭独自のコーヒーの味がついていく」と言われているほどで、使いこんで育てていくのも楽しみな器具なんです。

アウトドアでも

「マキネッタ=キャンプ」というイメージを持っている方も多いのではないでしょうか。

わたしもよく、キャンプや登山・ビーチに行く時などに持って行きます。

ただ少し重みがある(300g前後)ため、登山の場合は、荷物に余裕があるときに持っていきましょう。

ちなみにわたしは荷物を減らすために、コーヒーミルは持っていかず、出発直前に挽いた豆を持っていきます。

おいしいコーヒーを楽しむのも、アウトドアの醍醐味。

キャンプだけでなく、ちょっとしたピクニックやお散歩にも大活躍するのでオススメです◎

注意点

豆の挽きかた・粗さ

コーヒー豆の粗さは、器具によって異なるということをご存知ですか?

一般に「コーヒー粉」として売られているものは、基本的には「ペーパードリップ用(中細挽き)」のものです。

マキネッタに使う粉は、ペーパードリップ用よりもやや細め(細挽き)のものが理想。

なので、

  • 自分で挽く→細挽きに調整
  • 豆の専門店→マキネッタ用に挽いてもらう
  • 市販品→細挽き(マキネッタ用)を買う

というようにしましょう。

専門店で豆を買うときは、「マキネッタ用で」とお願いすれば、細挽きにしてもらえます。

どの豆にすればいいかわからない場合、「初めてなんですけど…」と言えば、店員さんが優しく教えてくれますよ!勇気を出して頑張ってみてください☆

IHの場合

ご家庭のキッチンがIHの場合、IH対応のマキネッタを買いましょう。

ただし、無名ブランドなどの安物には不良品が多く、IHが正常に反応しないものもあります。

ご購入の際は、レビューをしっかり見てから判断しましょう。

ブランド・サイズ

多くのメーカーがマキネッタを出していますが、中でもオススメなのが、イタリアの老舗メーカー・ビアレッティの「モカエキスプレス

モカエキスプレスは商品名なのですが、あまりに有名なので、マキネッタの代名詞として「モカエキスプレス、モカエキ」などと呼ぶ人も多いほどです。

サイズは1〜18杯分とさまざまですが、一番オススメなのが3杯用

「3杯分」といっても、エスプレッソショット(少なめ)に換算した場合なので、普通にブラックコーヒーやラテにするなら、2人分くらいになります。

一人でもたくさん飲みたい方や、2人暮らしの方にオススメで、わたしもこのサイズを愛用しています。

来客が多い方は、6杯分がオススメ。

4人前くらい取れるので、お友だちが遊びにきた時もササっとおいしいコーヒーをご馳走できます。

また、先述した通りアレンジ自在なので、飲む人の好みに合わせてブラック・ラテ・アイスなどに変えられるので、とっても便利です◎

オススメの豆

ご自宅にコーヒーミルがあったり、近くにコーヒー店がある方は、お店の方にオススメを聞くのが一番!

毎回違う豆にチャレンジしてみて、お気に入りを発見できるようにしましょう!

近くにコーヒー豆屋さんもないし、ミルも持ってない…

そんな方もご安心ください!

わたしも仕事で、コーヒー豆が手に入りにくい地方に出張することが多いのですが、Amazonなどでも安くて美味しい豆はいっぱい売っています。

こちらが、わたしも実際に愛用している、マキネッタ用のコーヒー(粉)です。

この2種類が、今のところコスパ最強だと思っています。

もちろん、たまには高級豆など香りのよいコーヒーで贅沢するのもいいですが、普段使いで「とにかく美味しかったら何でもいい」という方にはオススメですよ☆

まとめ

本記事では、コーヒーマキネッタのメリットについて解説しました。

コーヒー好きのわたしにとって、マキネッタは完全に生活の一部。

本当に心からいいと思える商品で、友だちにもたくさん勧めたりプレゼントしているアイテムで、みんな喜んで使ってくれています。

この記事が、あなたのマキネッタデビューのきっかけになり、毎日の生活に「しあわせなコーヒータイム」が加わることを祈っています。

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