国際電話ってどうかけるの?海外から格安で固定電話にかける方法【LINE Out】

世界一周/旅行

もし海外で何かトラブルにあって、国際電話をしなければならなくなった場合、あなたならどうしますか。

携帯電話どうしであれば、LINEやSkypeなどのアプリを使って無料通話ができますが、かける相手が固定電話となると、高くなりそうですよね。

結論から言うと、LINE Out(ラインアウト)を利用する事で、格安で国際電話をかけることができます。

本記事では、LINE Outを中心とした、海外から固定電話にも格安で電話をかける方法を解説します。

記事を書いた人
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  • 海外居住歴3年(アメリカ・オーストラリア)
  • 世界一周バックパッカー(累計3年/40カ国)
  • 過去に複数回、国際電話経験あり

本記事を読むことで、海外で緊急事態が発生した場合でも、格安で国際電話をかける方法を知ることができます。

海外旅行やワーキングホリデーの予定があって、国際電話をかけたことがないという方は、ぜひ参考にしてみてください。

LINE Out(ラインアウト)とは?

普通のLINE通話と、何が違うの?

無料通話ができるアプリとしてお馴染みのLINE(ライン)ですが、LINE Out(ラインアウト)というIP電話機能も備わっています。

通常のLINE通話も、LINE Outも、インターネットを使用した音声通話サービスには変わりがありません。

違いはどこにあるのでしょう?

通常のLINE通話の場合、アプリをインストールしている人どうしでないと通話ができませんが、LINE Out(IP電話)を使用すると、発信先がアプリを持っていない場合でも通話することができます

また、インターネットを使用することで、一般的な電話に比べて通話料も格安(または無料)になります。

そのため、(保険会社・家族などに)緊急で固定電話に電話をしなくてはならない場合も、国内外とわず格安で電話をかけることができるのです。

通信プラン&通話料

通話料は、プリペイドまたは月額定額プランの2種類から選ぶことができます。

プリペイド(コールクレジット)

プリペイドの場合、LINEアプリもしくはLINEストアから購入することができます。

ただし、アプリの場合は一度に240クレジット(¥250)しか購入できないので注意。

LINEストアから購入の場合、6種類のプランから購入することができます。

  • 120クレジット(¥120)
  • 360クレジット(¥370)
  • 600クレジット(¥610)
  • 1200クレジット(¥1220)
  • 3600クレジット(¥3680)
  • 6000クレジット(¥6100)

また、コールクレジットには有効期限があり、180日(半年)以上利用がないと失効してしまうので注意が必要です。

その間に少しでも通話すれば、またそこから有効期限が180日間に更新されるので、失効になってしまう前に通話するようにしましょう。

月額プラン(30日プラン)

月額プランの場合、定額を支払えば、決められた時間まで格安で通話することができます。

  • 固定電話と携帯電話
  • 固定電話のみ

の2種類から選択できます(国によってプラン内容は異なります)。

月額プランは、アプリからは購入できないので、LINEストアから購入しましょう。

ただし、国際電話を利用する場合、国ごとに別でプランを選択しないとならないので注意。

よって、定期的に特定の地域(家族や友人など)に連絡する人は月額プラン、緊急時のみ使用したいという場合はプリペイドを購入するのがおすすめです。

国別の通話料金

LINE Out の通話料は、プランの種類・発信先の国や地域によって異なります。

発信先の通話料を参照して、適切なプランを購入しましょう。

プリペイドの通話料
発信先固定電話携帯電話
日本¥3/分¥14/分
アメリカ¥1/分¥1/分
イギリス¥37/分¥37/分
オーストラリア¥2/分¥6/分
フィリピン¥11¥14
ブラジル¥3/分¥19/分
南アフリカ¥20/分¥15/分
月額プランの通信料
発信先固定電話携帯電話
日本¥2/分¥6/分
アメリカ¥1/分¥1/分
イギリス¥0.83/分¥2/分
オーストラリア¥1.67/分¥5.83/分
フィリピン¥9/分¥10.33/分
ブラジル¥1.67/分¥11/分
南アフリカ

詳細は、こちらの通話料金一覧(LINE Out 公式サイト)を参照ください。

使い方&チャージ方法

LINE Out の使い方

LINEアプリのホーム画面にいき、中央のサービス一覧を見ると、LINE Out のアイコンを発見できます。

もし見つけられない場合は、アイコンの右にある追加(+マーク)からサービス一覧に飛んで探しましょう。

アイコンをクリックし、左上のキーパッドマーク(点)をクリックすると、電話番号を入力することができます。

上部の矢印をクリックすると、LINE Out Free(無料IP通話)とLINE Out を選択することができるので、LINE Out を選択しましょう。

LINE Out Freeとは

広告を見ることで、無料でIP通信をすることができるサービス。国内はもちろん、海外でも無料通話できる地域はありますが、通話時間には限りがあります。(詳細はこちらを参照)

通話先の国を選択すると、自動的に国番号を表示してくれるので、あとは相手の電話番号を入力すれば大丈夫です。

チャージ方法(アプリから)

LINEアプリのホーム画面から、設定画面(右上のネジマーク)に行きます。

スクロールして下部を見ると、LINE Out の表示が出てきます。

LINE Out をクリックすると、サービス利用の同意画面に飛ぶので、利用開始をクリックしましょう。

「コールクレジット購入」が出てくるのでクリックすると


コールクレジット(240クレジット)を購入することができます。

240クレジット以上必要な方は、LINEストアから購入しましょう。

ネット環境にいない時

でも、インターネット環境にいない時はどうすればいいの??

便利なLINE Outですが、インターネット回線を利用した通話サービスのため、ネット圏外では利用することができません

現代では先進国はもちろん、多くの途上国でもWiFiにアクセスが可能になりました。

しかし、特に旅行などで田舎や辺鄙な場所に行くとき、万が一のトラブルは不安ですよね。

そういった場合に備え、いくつか対策を紹介します。

現地でSIM購入

世界一周などの長期旅行や、WiFiが普及していない国にしばらく滞在する場合は、現地のSIMカードの利用がおすすめです。

ただし、海外でSIMカードを利用する場合は、 SIMフリー携帯の購入が必要なので注意。

わたしは過去に40カ国(アジア・オセアニア・北中米・中東・アフリカ)を旅しましたが、国によってはWiFiが繋がり難かったり、圏外になったりしたので、現地でSIMカードを購入しました。

SIMカードは、空港や携帯ショップはもちろん、国によってはコンビニでも気軽に購入できます。

わたしが今までにSIMを現地購入した国はこちら。

  • インド(現地の電話番号がないと利用できない予約サイトなどが多かった)
  • スリランカ(WiFiは普及しているが、どれも電波が弱く、つながらない事が多かった)
  • タンザニア(田舎や国立公園は基本的にWiFiがなく、データ料金も安かったため)

現代ではほとんどの国で格安SIMを購入できるようになったので、インターネットアクセスが弱かったり、治安が悪い地域に行く機会がある場合は、SIMカードを購入しましょう。

ポケットWiFi

現地でSIMカードを購入するよりも、割高にはなりますが、渡航期間が決まっていたり、仕事などで常にインターネットアクセスが必要という場合は、ポケットWiFiがオススメです。

海外専用SIM

また、最近では日本のキャリアも、海外専用の格安SIMを販売しはじめました。

  • SIMフリー携帯を持っていない
  • SIMの現地購入はハードルが高くて不安
  • 現地についた瞬間からネットが使えるように、出国前に準備しておきたい

こんな方におすすめです。

詳細は、下記のサイトがわかりやすくまとめていたので、購入を検討される方は参照ください。

まとめ

本記事では、格安で国際電話をかける方法を紹介しました。

対処法を知っておく事で、万が一のトラブル時にも落ち着いて対処することができます。

ポイントまとめ
  • 格安で国際電話するならLINE Outがおすすめ
  • 緊急時のみならプリペイド式が便利
  • 定期的に特定の人と連絡するなら月額プランが◎
  • インターネット環境がない地域は現地SIM購入の検討を

今まで累計5年以上海外に滞在し、様々なトラブルにあいましたが、冷静に警察やホテル、保険会社などに順番に連絡していけば問題ありません。

トラブル時の対策を事前にしっかり学習し、安心して現地を楽しめるようにしておきましょう。

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