サーファーなら誰もが知っている、サーフィンの聖地・シャルガオ島(フィリピン)。
サーフィンだけでなく、息を飲むような美しいビーチが広がり、セブ島からのアクセスも良いので、語学留学中の方でも気軽に旅行できます。
本記事では、3週間のサーフトリップで滞在中の筆者が、2023年6月現在のシャルガオの最新情報をお伝えします。
この記事を読むことで、海外旅行に慣れていない人でも安心して、世界屈指のサーフスポットに行けるようになります。
いつか「クラウド9」でサーフィンをしてみたい方や、フィリピン観光の穴場スポットを探している方は、ぜひ参考にしてみてください。
目次
アクセス
シャルガオ島へのフライト
日本からは、マニラもしくはセブを経由して行きます。
どちらとも、セブパシフィック航空もしくはフィリピン航空が直行便を運行しています。
フライト時間は、マニラからだと2時間〜2時間半、セブからだと1時間程度。
シャルガオ空港から市街地
シャルガオ空港から、中心地のジェネラルルナ(General Luna)までは、乗合バンで300ペソ(750円ほど)です。
空港を出ると、飛行機の到着時間に合わせて乗合バンが複数待機しているので、ホテル名を伝えるとホテルで下ろしてくれます。
中心地より北にあるクラウド9エリアでも、追加料金なしで送迎してもらえますよ。
中心地からクラウド9
ジェネラルルナからクラウド9(サーフスポット)エリアまでは、トライシクル(トゥクトゥク)もしくはバイクタクシーで25〜30ペソ。
大半のタクシードライバーがぼったくろうとしてくるので、地元の人に相場を聞いて、乗車前にちゃんと料金を確認して、納得した上で乗車しましょう。
サーフィン情報
レンタルボード
サーフボードレンタルの相場は
- 1時間200ペソ
- 2時間300ペソ
- 一日500ペソ
でした。
また、長期レンタル(5日〜1週間以上)の場合、割引してくれるので交渉しましょう。
わたしは長期だったので、1日350ペソで借りていました。約870円。
ワックスは150ペソ(370円)ほどで売っていますが、レンタルショップにお願いすれば塗ってもらえます。
レンタルボードの注意点
現地のサーフショップだけでなく、サーフスポット近くのビーチでは、サーフボードの貸し出しをしているところが多数あります。
ただし、ちゃんとしたサーフショップでないと、返却時に「傷がついてる!弁償しろ!」と不当な請求をしてくるオーナーも少なくありません。
サーフショップ(Shapeshifter Surf Shopなど)なら安心ですが、その分ビーチから離れてしまうので、バイクをレンタルしないと移動に困ります。
なので、板にこだわりがなければビーチでレンタルし、借りる前にしっかりと傷の確認をしておきましょう。
「絶対傷つけないから!(笑顔)」とアピールしておくと、ぼったくられることも少ないと思います。
レンタルボードのサイズは、ショートからロングまでありますが、6.9以下もしくは8.0以上が多いです。
サーフレッスン
「初心者だけど、せっかくだからサーフィンしてみたい!」
そんなあなたも、観光ついでにサーフィンの聖地でサーフィン体験ができます。
レッスンの相場は、1時間500ペソ(1,300円ほど)。
初心者なら1時間でもヘトヘトになりますが、数日かけて本格レッスンを受けてみたい方は、レッスンプログラムを出しているホテルも複数あるので、検討してみてください。
おすすめスポット
ホテル
Tres Islas Hotel
「ぜひオススメしたい!」というホテルではないのですが、わたしが3週間滞在していたホテルです。
清潔感・ロケーションはまずまずといったところで
- クラウド9まで徒歩圏内
- 上記エリアで個室が最安(一泊2,500円ほど)
- WiFi環境がある
が主な決め手でした。
クラウド9エリアに安く泊まろうと思うと、どうしてもドミトリーになってしまいます。
ドミトリーで構わない人は、800円くらいから泊まれるホステルもたくさんあるので、そちらを利用しましょう。
カフェ・レストラン
最後に、わたしがよく通っていたオススメの飲食店を紹介します。
Shaka
マニラ・セブ・ボホールにもある、オーガニック&ヴィーガン向けのカフェです(公式サイト)。
フィリピンではなかなか美味しいカフェ(飲み物・食事ともに)がなかったのですが、Shakaは美味しくて3週間毎日通っていました。
早朝にサーフィンして、疲れたところでスムージーボウルを水着のまま食べるのが幸せでした〜!
ちなみに、長期滞在者むけの「Local Card」もあり、スタンプを集めるとコーヒーやスムージーボウルが無料で食べられるので、5回以上通う予定の方はスタッフに聞いてみてください!
ローカル食堂
フィリピンの食堂ではどこでも、店頭にたくさんの鍋が並べられています。
お店によってメニューが異なり、各家庭の味が楽しめ、かつ料金も安い(200円〜400円)のでオススメです。
まずは鍋のフタを開けて見せてもらい(勝手に開けてOK!)、気に入ったおかずがあれば指をさして注文しましょう。
野菜は一皿40ペソ、お肉は100ペソくらいです。注文前に値段を確認しましょう!
Catangnan BBQ
フィリピン人はBBQが大好きで、どんな田舎でも夕方になると、そこら中からBBQのいい香りがしてきます。
クラウド9エリアなら、Catangnan BBQがオススメ。
夕方になると人混みができているので、すぐにわかります。
フィリピンのBBQの相場は
- 鶏肉/豚肉1枚:100ペソ(サイズによる)
- 焼き鳥(鳥・豚・砂肝・レバーなど):20〜50ペソ
- ソーセージ:50〜80ペソ
ほどです。
ご飯はおおよそ20〜30ペソなので、150〜200ペソでお腹いっぱいになれます。
CEV
CEVは、ペルー料理であるセヴィーチェの、フィリピンバージョン「キニラウ(Kinilaw)」の専門店。
ペルーのセヴィーチェとの違いですが、フィリピンではライムではなく、お酢とカラマンシー(フィリピンの柑橘類)で酸味を加え、しばしばココナッツミルクを加えること。
地元の人に「CEVは行った方がいい」と言われ、半信半疑で行ったら、美味しくて唸りました。笑
観光客向けのレストランなので、メイン料理は300〜400ペソしますが、本当に美味しいので、1度は行って欲しいです!
特にオススメなのは、キニラウの「サンタ・モニカ(Santa Monica)」。
日替わりの鮮魚を使ったキニラウに、タコの唐揚げ、サツマイモとパプリカのペースト、ピーナッツ・ガーリックチップ・バジルなどで味付けされていて、絶品です。
食事だけでなく、カクテルも美味しいので、ぜひ足を運んでみてくださいね!
さいごに
フィリピンは、インドネシアやスリランカなどに比べると物価はやや高め。
それでも、シャルガオはサーフトリップに最高で、ぜひ皆さんにも訪れてほしいです。
リーフブレイクが多いですが、波も毎日安定していて、サーフィンできなかった日は1度もありませんでした!
次回は、シャルガオから行けるサーフィン以外の絶景観光スポットを紹介します。
お楽しみに!
コメント
7月上旬からサーフトラップを考えているんですが、波のサイズはどれくらいですか?
Skyさん、こんにちは!
シャルガオはサーフスポットが島中にあるので、場所を変えたら好みのサイズでいくらでも楽しめる感じでした!
クラウド9はコシからオーバーヘッド(台風近いとダブルやトリプル)が当たり前でしたが、すぐ横のクイックシルバーやジャッキングホース(ポイントの名前)はヒザ〜コシが多かったです。6月でそれだったので、これからさらにサイズアップ期待できるかと!バイク借りれば、さらに色んなところいけます(ローカルに教えてもらうと◎)
楽しんできてください^^