これからワーホリや留学を予定していて、初めて海外でシェアハウスに住むと言う方、多いのではないでしょうか。
ただでさえ初めて経験するシェアハウス生活。
海外となるとなおさら、探し方や申し込み方法、文化の違いによるトラブルなど、不安でわからないことばかりですよね。
そこで本記事では、以下について解説します。
- シェアハウスの探し方
- チェックすべきポイント
- よくあるトラブル
- トラブル回避・解決法
この記事を読むことで、シェアハウス選びのポイントやよくある問題を知り、トラブルを未然に回避することができます。
わたしが解説します!
- 豪ワーホリ経験2年
- アメリカ留学1年(寮)
- 過去10ヶ所のシェアハウス・寮で生活
これからワーホリや留学の予定があり、初めてのシェアハウス生活が不安な方は、ぜひ参考にしてみてください。
目次
シェアハウスって?
シェアハウスとは、一軒家もしくはアパートの一住戸を、複数名でシェアしながら生活する居住形態のことを言います。
ワーホリや語学留学など、長期で海外生活をする人の多くは、シェアハウスで生活をしています。
ホームステイという手段もありますが、シェアハウスの方が圧倒的にコストが抑えられます。
また、ホームステイだと、ホストファミリーとの相性が合わなかった場合の退去の手続きが面倒なので、シェアハウスがお勧めです。
シェアハウスの探し方
海外では日本よりもシェアハウスが人気で、各国でシェアハウス情報サイトがあるため、検索・申し込みも簡単にできます。
日本人向けの日本語サイトもありますが、情報量がまったく違うのと、何より英語スキルアップの為にも、あえて現地のサイト(英語)のみ載せました。
また、スーパーやショッピングモールの掲示板などにも、シェアハウス情報のメモが貼ってあったりもします。
気になる物件があったら、お気に入り登録・連絡先の保存をしておきましょう。
チェックするポイント
上記サイトでいくつか候補が見つかったら、以下の点を見比べながら、一番あなたに合ったシェアハウスを絞り出しましょう。
- 家賃
- 光熱費(家賃と別途か)
- 個室/シェアルーム
- 居住者の人数
- 最低居住期間
- アクセス(職場・最寄り駅)
- 共有品の有無(家具・食器など)
いくら家賃が安くても、住環境が悪ければ意味がありません。
特に、家の広さに対して居住者の人数が多いと、トラブルも発生しやすく、ストレスも溜まりやすくなります。
家賃が格安の物件は、大人数を狭い部屋に無理やり詰め込むなど、違法に運営している場所もあるので、注意が必要です。
連絡・見学
目星がついたら、さっそくオーナーに連絡しましょう。
良い物件は競争率が高く、悩んでいる間に横取りされてしまう事もあるので、早めの連絡をオススメします。
電話に自信がない人は、メール(SMS)で大丈夫です!
いきなり決定するのではなく、まずは物件見学(flat inspection)をさせてもらい、問題がなければ契約するようにしましょう。
よくあるトラブル
ここで、ほとんどの人が経験する「シェアハウスのよくあるトラブル」を紹介します。
騒音問題
一番よくあるのが、騒音問題です。
特にワーキングホリデーの場合、シェアメイトの年齢層も若く、必然的にパリピも多くなります。
深夜まで大騒ぎしたり、誰かが寝ていてもお構いなしに電気をつけたり。
自分もパリピだったら問題ないのですが、規則正しい生活が送りたい人にとっては、たまったもんではありません。
日本の「空気を読む」「迷惑をかけない」という文化が全くなく、いかに日本の常識が通用しないか驚かされます。
盗難
た、食べ物がなくなってる…!
なんてことは、よくある話です。
シェアハウスは共有スペースが多い分、物の管理もしっかりしなければなりません。
食べ物だけでなく、食器・洗剤などの私物は、名前をかく(もしくは書いた箱にいれる)ようにしましょう。
ちなみに、名前を書いても勝手に使われることも珍しくありません。
また、貴重品の管理も徹底しましょう。
特に相部屋の場合は、ルームメイトとのトラブルにならないよう、未然に徹底しておきましょう。
掃除・洗濯
食器を洗わずに放置、パーティして散らかしたまま片付けない、こんな事も日常茶飯事です。
キッチンのシンクやコンロに洗われていない鍋や食器が山積みになっている、なんて事が毎日あります。
日本人は比較的ルールを守って、集団生活することに慣れていますが、それが通用しないのが多国籍での共同生活です。
「どうやって育てられたの?!」と思ってしまうこともあるくらい、だらしない子もたくさんいます。
結局我慢できずに、他人の食器洗いや後片付けをしている日本人をよく見かけるほどです。
恋人を連れこむ
これもあるあるです。
特に相部屋の場合、ルームメイトが恋人を連れてきて、部屋を独占するなんてこともあります。
ルームメイトであるあなたの事なんてお構いなしに、愛の営みを始める人も少なくありません…。
相部屋を選ぶ場合は、事前にルームメイトがどんな人か聞いておきたいものです。
トラブルにならない為に
意見はハッキリ言う
これが一番重要なポイントです。
「空気を読む」「言わなくても伝わる」「相手に迷惑をかけない」なんてことが通用するのは、日本だけです。
文化的にも、相手に思ったことをハッキリ言うのは辛いですし、何だか申し訳ない気持ちもしますが、我慢したら負けです。
多国籍の環境では「意見はハッキリ言う」のが当たり前なので、あなたが強く意見を言っても変には思われません。
「わたしはこんなに我慢してるのに!」と言っても、誰も同情してくれません。
意見を言えるようになるまでこそ勇気が入りますが、一度なれたら平気になります。
我慢せずにコミュニケーションが取れるようになることが、ストレスフリーなシェアハウス生活への近道になります。
違いを受け入れる
人それぞれ、国籍や育ちが変われば「常識」も変わります。
外国人は非常識!日本だったらあり得ない!
と怒るのではなく、まずは「人それぞれ違う」と言うことを受け入れましょう。
もしかすると、あなたの「常識」は相手の「非常識」かもしれません。
ずっとカリカリしていても、逆にシェアハウスの雰囲気も悪くなります。
ある程度の妥協をした方が、心のゆとりも持てるのでお勧めです◎
もしルールを破っていたり、人に迷惑をかけているのであれば、我慢せず相手に意見を伝えましょう。
相部屋ではなく個室
「家賃が節約できる」と言う理由で、個室ではなく相部屋にする人が多いですが、迷っているのであれば個室がお勧めです。
ただでさえストレスが溜まりやすい海外生活。
シェアハウスだけでなく、職場のストレスもある中で、一人の時間がないのは精神的に良くありません。
何も相部屋にしなくても、ハウスメイトと仲良くなれますし、英語も毎日話せます。
節約できても、日常生活が苦痛になるのはナンセンスです。
より充実した海外生活への投資だと思って、多少の家賃の違いは気にせず払うようにしましょう。
我慢せずに引っ越す
もし、どんなに話し合っても問題が解決できないのであれば、一刻も早くシェアハウスを変えましょう。
相手が悪いのに、こっちが引っ越すなんてイヤ!
と思うかもしれませんが、我慢していても時間の無駄になるだけです。
引っ越しは面倒ですし、費用もかかりますが、それでストレスがなくなり、充実した日々を取り戻せるのであれば、十分な価値があります。
また、引っ越した先に、より素敵な仲間との出会いがあるかもしれません。
海外のシェアハウス生活、楽しかった〜!
帰国してからそう思えるように、限られた時間を最大限生かせるようにしましょう。
まとめ
「トラブルが多い」と言われるシェアハウス生活ですが、あなたの対応次第で充実度は大きく変わります。
限られた海外生活の時間を、より有意義に過ごすためにも、シェアハウス選び・過ごし方には慎重になりましょう。
何より、シェアハウスは日本では出来ない国際経験ができ、大切な人生経験となります。
不安も多いとは思いますが、深く考えすぎず、楽しめるようにしましょう!
皆さんの海外生活が最高の思い出となるよう、心から応援しています。
コメント