台湾旅行を、オトク&効率よく過ごせるアイテムはある?
台湾旅行の必須アイテムといえば、交通ICの「悠遊カード(ヨウヨウカード)」。
日本でいうSuicaやPasmoにあたり、使用することで、もっと便利に・オトクに・効率よく台湾旅行を楽しむことができます。
そこで本記事では、先日(2022年11月)に台湾旅行に行ってきたばかりの筆者が、悠遊カードの使い方について解説します。
本記事を読むことで、台湾旅行中に、お金も時間も節約するためのコツを知ることができます。
海外旅行でも交通ICを積極的に使って、滞在時間をより充実したものにしましょう。
この記事を書いた人:
- 世界一周バックパッカー
- 過去に40カ国以上を一人旅
- コロナ禍に台湾旅行に行ってきました(2022年12月)
目次
悠遊カードについて
悠遊カードとは
悠遊カード(悠遊卡、ヨウヨウカード)とは、台湾の交通ICカードで、日本でいうSuicaやPasmoにあたります。
ちなみに英名は、イージーカード(Easy Card)。
日本のICカードと同様に、電車やバス運賃の支払いはもちろん、コンビニや飲食店での支払いにも利用できます。
割引でオトク
悠遊カードを使ってMRT(地下鉄)を利用するする場合、乗れば乗るほど運賃が割引されます。
乗車回数(月あたり) | 割引率 |
11〜20回 | 10% |
21〜30回 | 15% |
31〜40回 | 20% |
41〜50回 | 25% |
51回以上 | 30% |
以前は、割引率は乗車回数に関係なく2割引だったのですが、2022年2月よりこの制度は廃止されました。
古い情報のまま「2割引」と記載しているサイトが多いですが、MRTをたくさん利用しない限りは、割引されなくなったため注意が必要です。
短期旅行者にとっては、ほとんどメリットがないってこと?
MRT以外にも、悠遊カードを利用することで割引になるサービスはたくさんあります。
例えばTRA(台湾鉄道)なら、使用頻度にかかわらず、運賃が10%オフになります。
また市バスも、悠遊カードを使うことで、最初の10kmを無料で乗車することができます。
このように、短期旅行者にとってもたくさんのメリットがありますので、ぜひ悠遊カードを積極的に活用していきましょう!
購入方法
購入場所
悠遊カードは、MRT駅の窓口はもちろん、自動券売機、コンビニ、空港などで購入することができます。
わたしは、MRTの窓口で購入しました!
中国語や英語が話せなかったとしても、「Easey Card?」とスタッフに聞けば、すぐに下記のような料金表を見せてくれるので安心。
料金
どのくらい入れるか悩むチャージ料金ですが、わたしはMRT職員のおすすめに従い、とりあえずNTD400(台湾ドル)チャージすることにしました。
「4日間の旅なのですが」と相談して、この金額を勧められました。
ちなみにチャージ料金とは別で、カード代にNTD100(¥350〜450くらい)がかかるので、この場合は合計NTD500(約¥2,000)。
ちなみに、台湾のMRTの初乗り料金はNTD20〜65(2022年12月のレートで、¥80〜280)です。
複数の都市を観光する場合、MRTやバスは頻繁に使うので、いざという時に残金が足りないということの内容、少し多めにチャージしておきましょう。
残金は払い戻し可能
万が一、帰国直前に残高が残っていたとしても、MRTの窓口で払い戻しを受けることができます。
ただし、以下の点にだけ注意が必要。
- 手数料NTD20(約¥80)がかかる
- 一度払い戻しをしたカードは使用できなくなる
なので、また台湾に戻ってくる予定がある人は、そのままカードをとっておくことをオススメします。
使用方法
「滞在中に使いきれなかったらどうしよう」と不安に思うかもしれませんが、前述したとおり、コンビニやスーパーなどでも利用でき、意外とあっという間にチャージ金額が減っていくので、ご安心を。
使い道いろいろ
悠遊カードは、MRT・バスはもちろん、さまざまな場面で使用できます。
たとえば、コンビニ。
使い方は日本のコンビニと全く変わらないので、支払いの度にいちいち小銭を確認しなくて済みます。
コンビニだけでなく、他にも
- タクシー(対応しているか要確認)
- 台湾のレンタサイクル(YouBikeなど)
- 動物園や美術館の入場料
などの料金も、悠遊カード一枚で支払うことができます。
現金支払いのみのお店でない限りは、どんどん悠遊カードを活用していきましょう。
チャージ方法
悠遊カードは、主に以下の場所でチャージできます。
- MRT駅の窓口
- 駅の自動券売機
- コンビニ
ここでは、一番手軽な「自動券売機でのチャージ方法」を紹介します。
自動券売機でチャージ
「中国語も英語もわからない!」という方も、心配ご無用。
なんと台湾の自動券売機はその多くが、表示・音声ともに日本語対応です。
なので、最初の「言語選択」で、日本語を選べば、あとは日本と同様に操作して行くだけでOK。
音声案内も日本語だったので、びっくりしました!
「電子チケットチャージ」を選択したら、カードを所定の位置において、チャージ金額を選択&現金を挿入で完了。
「台湾は日本語が通じる」とはいえ、まさかここまで日本と同様に過ごせるとは思いませんでした。
言語にまったく自信がない方でも、安心して旅ができるのは嬉しいですね。
まとめ
世界中でキャッシュレス決済が進んでいる現代。
海外でもICカーやプリペイドカードを活用することで、安く・効率的に・無駄なく旅を楽しむことができます。
- 毎回現金を数えなくていい
- ICカード割引でおトク
- 帰国直前に小銭が貯まることがない
台湾に旅にいかれた際は、着いたらすぐに悠遊カードを購入し、スムーズ&スマートに旅のスタートを切りましょう!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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