海外旅行って、いつから行けるの?
早く海外に行きたくて、ウズウズしているあなたに朗報です。
台湾の入国制限が(22年10月より)大きく緩和され、ワクチン未接種者でもかんたんに入国できるようになりました!
ちょうど昨日、4日間の台湾旅行(11月18〜21日)から帰ってきたので、現地の最新情報をおとどけします。
「ワクチン完了してないけど海外行きたい!」「コロナ禍の海外事情が知りたい!」というかたは、ぜひご参照ください。
この記事を書いた人:
- 世界一周バックパッカー
- 過去に41カ国をひとり旅
- ワクチン接種回数ゼロ
- アジア旅は食べてばかり
目次
渡航情報(22年11月現在)
隔離措置がなくなる
2022年10月13日以降、入境者の在宅検疫が免除になりました。
つまり、ホテルで隔離されなくてもよくなったんです!
「7日間の自主防疫」のみになったので、個人での簡易検査(無料の検査キットが配布されます)は求められていますが、基本的には自由に外出することが可能です。
公共交通機関も自由に使えるようになったため、自由に国内を移動して旅を楽しむことができます。
陰性証明も不要に
また、ワクチンの接種状況に関係なく、陰性証明の提示が不要になりました。
ワクチン未接種のわたしにとっては嬉しい限りです。笑
なので実質、入国するために必要な書類はパスポートのみとなります。
帰国には証明書が必要
ただし、日本に帰国する際には、「ワクチン接種証明」もしくは「72時間以内のPCR検査の陰性証明」の提示が必要になります。
帰国便のチェックインの際にも、この提示がないと搭乗手続きができません。
それに加えて、デジタル庁の「Visit Japan Web」に登録し、入国・検疫手続きを行う必要があります。
これは知らなかったので、空港スタッフに教えてもらいながら登録し、無事に手続きを終えることができました。
こちらは、日本国民を含む、全ての入国者に提示が求められます。
詳細は、近々記事にまとめたいと思います。
その他、入国制限についての最新情報は、こちらのホームページをご参照ください。
入国審査について
2022年11月現在、台湾の入国審査は、コロナ禍以前のものとほぼ変わらなくなっています。
パスポートさえ持っていればほぼ問題ないので、安心してください。
無料の検査キット
入国時に、検査キット(4回分)が無料で配布されます。
入国審査所の手前で、スタッフが配布しているので受け取りましょう。
入国カードはオンラインで
今まで入国カードといえば、機内や入国審査前に紙で記入するものでしたが、事前にオンラインで提出できるようになりました。
台湾の内政部移民署のホームページから、専用のフォームに記入して提出できます。
入国審査の際に、審査官に「入国カード(immigration card)?」 と聞かれたら、「Online!(でやったよ)」といえば大丈夫。
パスポートだけ見せて、あとは顔写真と指紋をとれば入国手続き完了となります。
知らない人はみんな、慌てて紙に記入していました!
たかが1分程度の手間とはいえ、やはり入国審査はすぐに終わらせたいもの。
出国前のフライトの待ち時間に、パパッと済ませておきましょう。
現地情報
物価
現地通貨は、新台湾ドル(New Taiwan Dollar)で、「元」で表示されます。
2022年11月現在のレートは、1ドル=4.53円と、かなり円安が進んでいます。
3年前までは1ドル=3.5円ほどだったようで、旅行者には少し痛いですね。
ちなみに、現在の物の値段はこの通り。
お気づきのように、実は日本とさほど大きく変わらないんです。
「台湾は物価が安い!」というイメージがありますが、円安の影響もあって、東南アジア諸国のようには安くないのです。
今までは「日本の3分の2くらい」だったようですが、レートの影響は凄まじいですね。。
もちろんローカル食堂や夜市でごはんを済ませれば、安くて美味しいグルメを楽しめるのでおすすめです!
言語
中国語が話せなくても、全く問題ありませんでした!
- 英語が話せる人が多い
- 観光地や空港では日本語も通じる
- あとは筆談や指差しで解決!
小さな食堂のように、英語が通じない場面でも、筆談や指差しで十分に通じます。
わたしは食べたいメニューの名前を写真にとって見せたり、スマホで画像検索して「これください!1つ!」というふうに注文してました。
日本人にも慣れているので、外国人だと知ると、一生懸命こちらが何を言おうとしているか理解しようとしてくれます。
「你好」と「謝謝(多謝)」は言えるようにして、あとはジェスチャーで頑張ってコミュニケーションしてみましょう!
マスク
2022年11月現在では、マスクの着用率は日本とほぼ同じ。
9割以上の人が、公共の場でマスクをつけていました。
海外観光客の受け入れを再開するためにも、国全体でしっかり対策に取り組んでいるんですね。
治安
治安は、日本並みにいいです!
スマホ片手に歩いていたり、貴重品をポケットに入れていても、スリやひったくりに遭う心配はほぼありません。
現地の人もお財布やスマホを、ポケットから見えている状態で入れていたので、スリは少ないようです。
とはいえ、もちろん最低限の注意は必要。
貴重品をおいて席を立ったり、金品を必要以上に持ち歩くことのないようにしましょう。
お金
意外だったのが、台湾はそこまでキャッシュレス化が進んでいないということ。
ICカードや、QRコード決済(JKOPAY)が利用できる場所も増えてきてはいるものの、まだまだ現金払いのみの場所が多いです。
日本よりキャッシュレス化が進んでいると思っていて、現金をたくさん所持していなかったので、何回もATMに行くことになりました(汗)
観光地にある大きめのレストランや、駅の窓口での支払いなど、一見カードが使えそうな場所でも「現金オンリー」だったり。
なので、台湾を旅する際は、すこし多めに現金を降ろしておくことをおすすめします。
トイレ事情
ひとむかし前までは、トイレットペーパーは流さずに、備え付けのゴミ箱にいれなければなりませんでしたが、今はほとんどのトイレで流せるようになっています。
またトイレの場所ですが、コンビニやデパート、駅だけでなく、夜市でも公共トイレがあるので、そこまで困りませんでした。
ただし、トイレがないコンビニも多かったり、また夜市のトイレはひどく汚れていたりするので注意が必要。
特に衛生面が気になる方は、なるべくデパートやホテルで利用した方が、清潔にしてあるのでおすすめです。
今回の旅程
最後に、今回わたしが組んだスケジュールについて、ざっくりご紹介しようと思います。
4日間の弾丸旅行
今回、おそらく人生初の「弾丸旅行」をしました。
どんなに小さな国でも、1週間は滞在して田舎もじっくりみる、という旅のポリシーがありまして(笑)
台北だけでもいいと思ったのですが、全体をざっくりとみておきたい気持ちもあり、新幹線をつかって南部の方まで行ってきました。
スケジュールは、下記の通り。
- 桃園空港→高雄(南部)
- 高雄→台南
- 台南→九份→台北
- 台北・淡水
「さすがに詰めすぎかな〜」とも思ったのですが、新幹線やバス・MRTをうまく使ったら、意外とゆっくり回ることができましたよ!
フライト
LCC(格安航空会社)からも多数、日本から直行便が出ている台湾。
主発地と値段、時刻表から検討した結果、わたしはタイガーエア(IT217)を利用していきました。
- 羽田発、台北(桃園空港)着
- 5:00発→7:55着(時差マイナス1時間)
深夜に到着して、早朝から動きはじめた方がおトクな気もするけど。
こう思う方もいらっしゃると思いますが、台湾は(夜市など)深夜までアクティビティを楽しめるので、あまり早朝から動き始めても、1日の終わりにぐったりしてしまいます。
宿代の節約にもなりますし、体への負担も軽減されます。
なお、他社も含めた台湾便のフライトスケジュールは、こちらの記事(Asia Access)がわかりやすくまとめてありますので、ご参照ください。
感想
4日間の弾丸旅行でしたが、意外といきたいところは全部行けたので、大満足です!
格安SIMや新幹線ができて、効率よく情報入手・移動できるようになった今、「弾丸旅行も全然アリだな!」と思いました。
ただ、唯一の反省点は、「胃袋1つで台湾旅行は戦えない」ということです。
アジア旅行の醍醐味といえば、ご当地グルメ。
中国もそうでしたが、大人数でシェアすることが前提の大皿料理も多いため、ひとりではなかなか辛いです(笑)
4日間ずっと食べ続けていたので、胃袋がはち切れるところでした。笑
台湾のような、ごはんが美味しい国は、できれば2〜4人でいくことをオススメします!
さいごに
次回以降の記事では、交通機関の利用方法や、現地の格安SIM、グルメ情報、絶景スポット、そして帰国前にPCR検査が受けられる病院など、お役立ち情報をまとめていきたいと思います。
台湾旅行に興味があるかたは、ぜひ参照にしてみてください。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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